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JLPT N3 直前20日間の総仕上げ — 必須単語200・必須文法30・実戦問題25問

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はじめに

JLPT N3は、N4までの基礎日本語とN2以上の実務日本語の間にある、橋のようなレベルです。日常会話はある程度こなせるものの、新聞記事やビジネス文書はまだ難しいという学習者が、「自分の日本語が中級に到達した」ことを客観的に証明できる最初の関門でもあります。

この記事は、試験まで約20日という時点から、最大効率で合格ラインを超えるための直前対策ガイドです。次の4つを1本にまとめました。

  1. JLPT N3の試験構成・配点・合格基準
  2. Day 1からDay 20までの日別学習プラン
  3. テーマ別の必須単語200語(例文と訳付き)
  4. 重要文法30項目(類似文法の比較付き)と実戦形式の文法問題25問

直前対策といっても、まぐれを狙うわけではありません。N3は出題範囲が比較的明確な試験なので、頻出の語彙と文法に学習を集中させれば、短期間でも得点を大きく伸ばせます。

JLPT N3の試験構成

まずは敵を知ることから始めましょう。JLPT公式サイトによると、N3の試験は3つの試験科目で構成されています。

試験科目試験時間主な問題形式
言語知識(文字・語彙)30分漢字読み、表記、文脈規定、言い換え類義、用法
言語知識(文法)・読解70分文法形式の判断、文の組み立て(星問題)、文章の文法、短文・中文・長文読解、情報検索
聴解40分課題理解、ポイント理解、概要理解、発話表現、即時応答

採点は試験科目とは別に、3つの得点区分で行われます。

得点区分得点範囲基準点
言語知識(文字・語彙・文法)0〜60点19点未満は不合格
読解0〜60点19点未満は不合格
聴解0〜60点19点未満は不合格
  • 総合合格点: 180点満点中95点以上
  • ただし、どれか1つの区分でも19点未満なら、総合点に関係なく不合格

ここに直前対策の核心があります。合格点95点は満点の約53パーセントにすぎません。すべての領域を完璧にしようとせず、得点に直結する語彙・文法を短期間で引き上げながら、読解・聴解は基準点を下回らないレベルまで形式練習をしておくのが最も効率的です。

20日間の直前対策戦略

基本原則

  1. 単語は最初の8日間に集中投下: 語彙力は文字・語彙だけでなく、読解・聴解の得点の土台になります。
  2. 文法は4日間で30項目を1周: 完璧な暗記より「見れば意味が浮かぶ」認識レベルにすることが目標です。
  3. 復習サイクルは1日後・3日後・7日後: 新しい内容は翌朝に1回目の復習、3日後と7日後にもう一度見直します。
  4. 最後の5日間は実戦モード: 模擬試験を本番の時間割どおりに解き、間違いを分析します。

日別学習プラン

Dayテーマ分量復習サイクル
Day 1試験構成の把握 + 語彙診断過去の語彙問題1回分間違いノート作成
Day 2仕事・職場の単語35語暗記寝る前に1回復習
Day 3日常生活の単語35語暗記Day 2の単語を復習してから開始
Day 4感情・心理の単語20語暗記Day 2〜3の累積復習
Day 5動詞前半動詞23語Day 4の単語復習
Day 6動詞後半動詞22語Day 5の動詞復習
Day 7形容詞 + 1週目総復習形容詞25語1〜7日目の単語を全体1周
Day 8副詞・接続表現 + カタカナ語40語暗記弱い単語に印をつける
Day 9文法1〜88項目精読 + 例文音読比較ポイントをノート整理
Day 10文法9〜168項目精読Day 9の文法例文を復習
Day 11文法17〜237項目精読Day 9〜10の累積復習
Day 12文法24〜307項目精読文法30項目の比較ポイントを1周
Day 13文法実戦問題本記事の25問 + 間違い分析間違えた文法項目を再精読
Day 14読解戦略短文・中文読解の練習知らない単語をノートに追加
Day 15聴解戦略形式別の聴解練習スクリプトを音読
Day 16模擬試験1回分時間を計って解く全領域の間違い分析
Day 17弱点補強Day 16の弱点領域に集中単語全体の2周目開始
Day 18模擬試験2回分本番の時間割どおり間違い分析
Day 19最終弱点補強文法比較ポイント + 頻出単語単語全体の2周目完了
Day 20最終整理間違いノートだけ軽く確認持ち物チェック、早めに就寝

1日の推奨学習時間は2〜3時間です。単語の暗記は朝と寝る前の2回に分けて短く行うほうが、一度にまとめてやるより記憶に残ります。

必須単語200語

JLPT N3頻出の語彙をテーマ別に200語まとめました。すべての単語に読み方、意味(やさしい言い換え)、例文をつけています。例文ごと覚えると、文法・読解・聴解のすべてに役立ちます。

仕事・職場の単語(35語)

単語読み方意味例文
募集ぼしゅう人を集めること (recruitment)アルバイトを募集しています。
応募おうぼ募集に申し込むこと (application)その仕事に応募するつもりです。
面接めんせつ会って質問される試験 (interview)明日、会社の面接があります。
採用さいよう会社が人を選んで雇うこと (hiring)彼は大手企業に採用されました。
給料きゅうりょう仕事でもらうお金 (salary)給料は毎月25日に出ます。
残業ざんぎょう決まった時間の後も働くこと (overtime)今週は残業が多くて疲れました。
出張しゅっちょう仕事で遠くへ行くこと (business trip)来週、大阪へ出張に行きます。
退職たいしょく会社を辞めること (retirement)父は去年退職しました。
転職てんしょく仕事を変えること (changing jobs)彼女はIT企業に転職しました。
会議かいぎ集まって話し合うこと (meeting)会議は3時から始まります。
資料しりょう説明のための書類 (materials)会議の資料を準備してください。
報告ほうこく結果を知らせること (report)結果を上司に報告しました。
連絡れんらく知らせを伝えること (contact)何かあったらすぐ連絡してください。
相談そうだん困ったことを話して意見を聞くこと (consultation)進路について先生に相談しました。
確認かくにん間違いがないか確かめること (confirmation)メールの内容を確認しました。
担当たんとうその仕事を受け持つこと (being in charge)この件は私が担当しています。
管理かんりきちんと整えて守ること (management)在庫を管理するのが私の仕事です。
営業えいぎょう商品を売る仕事 (sales)兄は営業の仕事をしています。
取引とりひき会社同士の売り買い (business deal)あの会社とは長く取引しています。
契約けいやく正式な約束 (contract)新しい契約を結びました。
書類しょるい仕事で使う紙の文書 (documents)必要な書類を出してください。
締め切りしめきり提出の期限 (deadline)レポートの締め切りは金曜日です。
提出ていしゅつ書類などを出すこと (submission)宿題を先生に提出しました。
商品しょうひん売るための品物 (product)この商品はよく売れています。
販売はんばい品物を売ること (selling)新製品の販売が始まりました。
注文ちゅうもん品物を頼むこと (order)ネットで本を注文しました。
値段ねだん品物の価格 (price)この店は値段が安いです。
割引わりびき値段を安くすること (discount)学生は2割引きになります。
経営けいえい会社や店を運営すること (running a business)祖父は小さな店を経営しています。
研修けんしゅう仕事のための勉強・訓練 (training)新入社員の研修が来週あります。
昇進しょうしん役職が上がること (promotion)彼は課長に昇進しました。
上司じょうし職場で自分より上の人 (boss)上司に意見を伝えました。
部下ぶか職場で自分より下の人 (subordinate)部下の成長がうれしいです。
同僚どうりょう同じ職場で働く仲間 (colleague)同僚と昼ご飯を食べました。
名刺めいし名前と会社が書かれたカード (business card)初対面の人と名刺を交換しました。

日常生活の単語(35語)

単語読み方意味例文
引っ越しひっこし住む場所を変えること (moving)来月、東京へ引っ越しします。
留守るす家にいないこと (being away)昨日は一日中留守でした。
渋滞じゅうたい道が車で混むこと (traffic jam)道が渋滞していて遅れました。
通勤つうきん職場へ通うこと (commuting)電車で通勤しています。
配達はいたつ荷物を届けること (delivery)荷物は明日配達されます。
故障こしょう機械が壊れて動かないこと (breakdown)エアコンが故障してしまいました。
修理しゅうり壊れたものを直すこと (repair)自転車を修理に出しました。
掃除そうじきれいに片付けること (cleaning)週末に部屋を掃除します。
洗濯せんたく服を洗うこと (laundry)天気がいいので洗濯しました。
料金りょうきんサービスに払うお金 (fee)電気料金が上がりました。
家賃やちん家を借りるお金 (rent)この辺は家賃が高いです。
貯金ちょきんお金をためること (savings)毎月少しずつ貯金しています。
計算けいさん数を数えて答えを出すこと (calculation)旅行の費用を計算しました。
食事しょくじご飯を食べること (meal)家族と一緒に食事をしました。
弁当べんとう持ち歩ける食事 (boxed lunch)毎朝、弁当を作っています。
信号しんごう交通のための赤・青・黄色のライト (traffic light)信号が赤に変わりました。
駐車場ちゅうしゃじょう車を止める場所 (parking lot)駐車場に車を止めました。
道路どうろ車や人が通る道 (road)この道路は夜になると静かです。
乗り換えのりかえ別の電車やバスに乗り直すこと (transfer)新宿で乗り換えが必要です。
切符きっぷ電車などに乗るためのチケット (ticket)駅で切符を買いました。
予防よぼう悪いことが起きないように防ぐこと (prevention)手洗いは風邪の予防になります。
体調たいちょう体の調子 (physical condition)体調が悪いので早く帰ります。
怪我けが体を傷つけること (injury)階段で転んで怪我をしました。
風邪かぜ熱やせきが出る病気 (a cold)風邪をひいて学校を休みました。
ねつ体温が高くなること (fever)熱が38度もあります。
受付うけつけ訪問者に対応する場所 (reception)受付で名前を書いてください。
案内あんない場所や情報を教えること (guidance)駅まで案内してもらいました。
観光かんこう名所を見て回ること (sightseeing)京都を観光する予定です。
宿泊しゅくはくホテルなどに泊まること (lodging)ホテルに2泊宿泊しました。
温泉おんせん地中から出る温かいお湯 (hot spring)週末に温泉に行きたいです。
祭りまつり伝統的なお祝いの行事 (festival)夏祭りで花火を見ました。
冷蔵庫れいぞうこ食べ物を冷やして保存する機械 (refrigerator)冷蔵庫に何も入っていません。
近所きんじょ家の近くの場所や人 (neighborhood)近所の人に挨拶しました。
大家おおや家を貸している人 (landlord)大家さんに家賃を払いました。
日常にちじょうふだんの毎日 (everyday life)日常の小さな幸せが大切です。

感情・心理の単語(20語)

単語読み方意味例文
感謝かんしゃありがたいと思うこと (gratitude)皆さんの協力に感謝しています。
感動かんどう心が強く動かされること (being moved)その映画を見て感動しました。
感想かんそう感じたことや思ったこと (impressions)本を読んだ感想を書いてください。
緊張きんちょう心や体が固くなること (nervousness)面接の前はとても緊張します。
不満ふまん満足できない気持ち (dissatisfaction)サービスに不満があります。
安心あんしん心配がなくなること (relief)無事だと聞いて安心しました。
期待きたい良いことを待ち望むこと (expectation)新しいチームに期待しています。
想像そうぞう頭の中で思い描くこと (imagination)10年後の自分を想像してみました。
記憶きおく覚えていること (memory)子どものころの記憶があまりありません。
興味きょうみ面白いと思う気持ち (interest)日本の歴史に興味があります。
関心かんしん心を引かれること (concern, interest)環境問題に関心を持っています。
自信じしん自分を信じる気持ち (confidence)聴解には自信があります。
後悔こうかい後から残念に思うこと (regret)もっと勉強すればよかったと後悔しています。
悩みなやみ心配で困っていること (worry)友達に悩みを聞いてもらいました。
文句もんく不満を言う言葉 (complaint)彼はいつも文句ばかり言っています。
機嫌きげん気分の状態 (mood)今日は部長の機嫌がいいです。
退屈たいくつつまらなくて飽きること (boredom)休みの日は退屈で仕方がありません。
喜びよろこびうれしい気持ち (joy)合格の喜びを家族と分かち合いました。
恐怖きょうふとても怖い気持ち (fear)地震の恐怖を初めて感じました。
尊敬そんけい立派だと思って敬うこと (respect)私は祖母を尊敬しています。

動詞(45語)

単語読み方意味例文
預かるあずかる人のものを代わりに持っておく (to keep)友達の荷物を預かりました。
渡すわたす手で相手にあげる (to hand over)書類を部長に渡してください。
拾うひろう落ちているものを取る (to pick up)道で財布を拾いました。
捨てるすてるいらないものを手放す (to throw away)ゴミは決められた場所に捨ててください。
包むつつむ紙や布で覆う (to wrap)プレゼントをきれいな紙で包みました。
守るまもる約束やルールのとおりにする (to keep, protect)約束は必ず守ります。
破るやぶる紙を裂く・約束を守らない (to tear, break)彼は約束を破ったことがありません。
折るおる曲げて重ねる・折り曲げる (to fold)紙を半分に折ってください。
並べるならべる順番に置く (to arrange)机の上に資料を並べました。
数えるかぞえる数を確かめる (to count)参加者の数を数えました。
測るはかる長さや温度を調べる (to measure)毎朝、体温を測っています。
含むふくむ中に入っている (to include)この値段は税金を含んでいます。
加えるくわえる足す・付け足す (to add)スープに塩を加えました。
除くのぞく取り去る・入れない (to exclude)月曜日を除いて毎日営業しています。
防ぐふせぐ悪いことが起きないようにする (to prevent)事故を防ぐために注意しましょう。
救うすくう危ない状態から助ける (to save)医者は多くの命を救いました。
育てるそだてる世話をして大きくする (to raise)庭で野菜を育てています。
通じるつうじる相手に伝わる (to be understood)海外でも日本語が通じることがあります。
雇うやとうお金を払って働いてもらう (to hire)店は新しいスタッフを雇いました。
誘うさそう一緒にしようと声をかける (to invite)友達を映画に誘いました。
招くまねく客として呼ぶ・引き起こす (to invite)パーティーに同僚を招きました。
戻すもどす元の場所に返す (to put back)本を棚に戻してください。
残すのこす全部使わないで取っておく (to leave)料理を残さないで食べました。
残るのこるその場所にとどまる (to remain)会社に遅くまで残って働きました。
進むすすむ前へ動く・はかどる (to progress)工事は順調に進んでいます。
進めるすすめる物事を前へ動かす (to move forward)計画を予定どおり進めましょう。
倒れるたおれる立っていたものが横になる (to fall over)台風で木が倒れました。
焼くやく火で熱を加える (to bake, grill)朝、パンを焼いて食べました。
沸かすわかす水を熱くする (to boil)お湯を沸かしてお茶を入れました。
冷えるひえる温度が下がる (to get cold)夜は体が冷えるので気をつけてください。
乾くかわく水分がなくなる (to dry)洗濯物がもう乾きました。
濡れるぬれる水がつく (to get wet)雨で服が濡れてしまいました。
触るさわる手で軽く触れる (to touch)作品に触らないでください。
抱えるかかえる腕で持つ・問題を持つ (to carry, hold)彼は多くの仕事を抱えています。
重ねるかさねる上に積む・繰り返す (to pile up, repeat)練習を重ねて上手になりました。
越えるこえる数や限界を上回る (to exceed)参加者は100人を越えました。
避けるさける当たらないように離れる (to avoid)ラッシュの時間を避けて出かけました。
認めるみとめる正しい・事実だと受け入れる (to admit)自分の間違いを認めました。
信じるしんじる本当だと思う (to believe)私はあなたの言葉を信じます。
疑ううたがう本当ではないかもしれないと思う (to doubt)彼の話を疑う理由はありません。
抜くぬく引っ張って取る (to pull out)庭の草を抜きました。
申し込むもうしこむ参加や利用を正式に頼む (to apply)来月の試験に申し込みました。
間違えるまちがえる正しくないことをする (to make a mistake)駅の出口を間違えました。
伝わるつたわる気持ちや情報が届く (to be conveyed)私の気持ちが彼に伝わりました。
黙るだまる何も話さない (to fall silent)彼は何も言わずに黙っていました。

形容詞(25語)

単語読み方意味例文
詳しいくわしい細かいところまでよく知っている (knowledgeable)彼はコンピューターに詳しいです。
激しいはげしい勢いがとても強い (intense)午後から激しい雨が降りました。
親しいしたしい仲がいい (close)彼女とは高校時代から親しいです。
貧しいまずしいお金がなくて生活が苦しい (poor)彼は貧しい家庭に生まれました。
豊かゆたかたくさんあって満ち足りている (rich)この国は自然が豊かです。
盛んさかん活発に行われている (thriving)この町はサッカーが盛んです。
順調じゅんちょう問題なくうまく進んでいる (smooth)仕事は順調に進んでいます。
適当てきとうちょうどよく合っている (suitable)適当な大きさに切ってください。
真面目まじめまっすぐで一生懸命 (diligent)彼は真面目な学生です。
恥ずかしいはずかしい顔が赤くなるような気持ち (embarrassing)人前で歌うのは恥ずかしいです。
悔しいくやしい負けて残念で腹立たしい (frustrating)試合に負けて悔しかったです。
羨ましいうらやましい自分もそうなりたいと思う (envious)旅行に行ける人が羨ましいです。
懐かしいなつかしい昔を思い出して恋しい (nostalgic)故郷の景色が懐かしいです。
大人しいおとなしい静かで穏やか (quiet, gentle)この犬はとても大人しいです。
賢いかしこい頭がいい (wise)彼女は賢い選択をしました。
鋭いするどいよく切れる・的確 (sharp)彼は鋭い質問をしました。
緩いゆるいしっかり締まっていない (loose)このネジは緩くなっています。
偉いえらい立派・地位が高い (admirable)毎日勉強するなんて偉いですね。
怪しいあやしい信用できない感じがする (suspicious)家の前に怪しい人が立っています。
新鮮しんせん新しくて生き生きしている (fresh)この市場の魚は新鮮です。
確実かくじつ間違いがない (certain)確実な方法を選びましょう。
派手はで色や形が目立つ (flashy)彼女は派手な服が好きです。
地味じみ目立たない (plain)地味な色のかばんを買いました。
きゅう突然で速い (sudden)急な予定の変更で困りました。
立派りっぱとても優れている (splendid)彼は立派な医者になりました。

副詞・接続表現(25語)

単語読み方意味例文
しばらくしばらく少しの間 (for a while)しばらくここで待っていてください。
突然とつぜん急に (suddenly)突然、雨が降り出しました。
偶然ぐうぜんたまたま (by chance)駅で偶然、昔の友達に会いました。
相変わらずあいかわらず前と同じように (as usual)彼は相変わらず元気です。
次第にしだいに少しずつ (gradually)天気は次第に良くなるでしょう。
ますますますます前よりもっと (more and more)日本語の勉強がますます面白くなりました。
ついについに長い時間の後でとうとう (finally)ついに夢がかないました。
さっそくさっそくすぐに (right away)新しい辞書をさっそく使ってみました。
しっかりしっかり確かに・丈夫に (firmly)基本をしっかり覚えましょう。
はっきりはっきり明確に (clearly)自分の意見をはっきり言ってください。
ぐっすりぐっすり深く眠る様子 (soundly)昨日はぐっすり眠れました。
うっかりうっかり気づかずに (carelessly)うっかり約束を忘れてしまいました。
わざとわざとそうしようと思って (on purpose)彼はわざと負けたのかもしれません。
わざわざわざわざしなくてもいいのに特別に (going out of the way)わざわざ駅まで迎えに来てくれました。
つまりつまり言い換えると (in other words)つまり、明日は休みということです。
ただしただし条件をつけ加えるとき (however)入場は無料です。ただし、予約が必要です。
それでもそれでもそうであっても (even so)雨が降っていました。それでも試合は続きました。
するとするとその直後に (then)ドアを開けました。すると、猫が入ってきました。
そこでそこでそれで・だから (so)雨が降ってきました。そこで、タクシーに乗りました。
さらにさらにその上に (furthermore)物価が上がり、さらに家賃も上がりました。
むしろむしろどちらかというと逆に (rather)夏より、むしろ冬のほうが好きです。
たとえたとえもし〜でも (even if)たとえ失敗しても、後悔しません。
まるでまるで本当にそっくりで (just like)彼女はまるで日本人のように話します。
必ずしもかならずしもいつもそうとは限らない (not necessarily)高いものが必ずしも良いとは限りません。
めったにめったにほとんど〜ない (rarely)彼はめったに怒りません。

カタカナ語(15語)

単語読み方意味例文
トラブルとらぶる問題・もめごと (trouble)システムにトラブルが発生しました。
キャンセルきゃんせる取り消し (cancellation)予約をキャンセルしました。
アンケートあんけーと多くの人への質問調査 (survey)アンケートにご協力ください。
スケジュールすけじゅーる予定表 (schedule)来週のスケジュールを教えてください。
チャンスちゃんす良い機会 (chance)これは大きなチャンスです。
イメージいめーじ心に浮かぶ印象 (image)この色は春のイメージがあります。
サービスさーびす客への対応・奉仕 (service)このホテルはサービスがいいです。
レポートれぽーと報告書 (report)金曜日までにレポートを出します。
アドバイスあどばいす助言 (advice)先輩にアドバイスをもらいました。
ストレスすとれす心の負担 (stress)運動でストレスを解消しています。
バランスばらんす釣り合い (balance)仕事と生活のバランスが大切です。
コミュニケーションこみゅにけーしょん意思の伝え合い (communication)チームのコミュニケーションを増やしましょう。
インタビューいんたびゅー話を聞く取材 (interview)選手にインタビューしました。
マナーまなー行儀・礼儀 (manners)電車の中ではマナーを守りましょう。
プランぷらん計画 (plan)旅行のプランを立てました。

必須文法30項目

N3の文法パートで繰り返し出題される30項目をまとめました。各項目に接続、意味、例文2つ、そして試験で誤答の選択肢としてよく出る類似文法との比較ポイントをつけています。

1. ~たばかりだ

  • 接続: 動詞た形 + ばかりだ
  • 意味: 〜して間もない(話し手が主観的に「最近」と感じている)

例文:

  • 日本に来たばかりなので、まだ友達がいません。
  • このパソコンは先月買ったばかりです。

比較ポイント: ~たところだは「動作が終わった直後」という客観的な時点だけを表しますが、~たばかりだは1か月前でも話し手が「最近」と感じれば使えます。先月買ったばかりは自然ですが、先月買ったところは不自然です。

2. ~たところだ/~ているところだ/~るところだ

  • 接続: 動詞た形/ている形/辞書形 + ところだ
  • 意味: 〜したところだ/〜している最中だ/これから〜するところだ

例文:

  • 今、駅に着いたところです。
  • これから出かけるところです。

比較ポイント: 時制によって直後・進行中・直前のすべてが表せるのが特徴です。ばかりと違って「今この瞬間」に近い時点でしか使いません。

3. ~わけだ

  • 接続: 普通形 + わけだ(な形容詞はな+わけだ)
  • 意味: 〜という結論になる、道理で〜だ(ある事実からの自然な帰結・納得)

例文:

  • 彼女は10年も日本に住んでいる。日本語が上手なわけだ。
  • 3割引きだから、1000円の品物が700円になるわけです。

比較ポイント: ~はずだは根拠に基づく「推測」、~わけだはすでに知った事実への「納得」です。結果を目の前で確認したときはわけだが自然です。

4. ~はずだ

  • 接続: 普通形 + はずだ(な形容詞はな+はずだ、名詞はの+はずだ)
  • 意味: (根拠があって)きっと〜だろう、〜のはずだ

例文:

  • 田中さんは昨日出発したから、もう東京に着いているはずです。
  • 会議は3時からのはずですが、確認してみます。

比較ポイント: ~べきだは「〜しなければならない」という当為・義務で、~はずだは論理的推測です。形が似ていて選択肢に並ぶので、意味の違いをはっきり区別しましょう。

5. ~べきだ

  • 接続: 動詞辞書形 + べきだ(するはすべきだも可)
  • 意味: 〜すべきだ(社会的・道徳的な当為、話し手の強い意見)

例文:

  • 学生はもっと本を読むべきだ。
  • 約束は守るべきです。

比較ポイント: ~なければならないは規則・義務など外からの強制に近く、~べきだは話し手の価値判断が入ります。法律などの規定にはべきよりなければならないが自然です。

6. ~ように(目的)

  • 接続: 動詞辞書形/ない形 + ように(無意志動詞・可能形とともに)
  • 意味: 〜するように、〜できるように

例文:

  • 日本語が上手に話せるように、毎日練習しています。
  • 忘れないように、メモしておきました。

比較ポイント: ~ためには意志動詞とともに使い、前後の主語が同じである必要があります。ようには可能形・無意志動詞(分かる、聞こえるなど)・否定形とともに使います。試験で最もよく問われる区別ポイントです。

7. ~ために(目的・原因)

  • 接続: 動詞辞書形 + ために(目的)/普通形 + ために(原因)、名詞はの+ために
  • 意味: 〜するために(目的)/〜のために(原因)

例文:

  • 家を買うために、貯金しています。
  • 事故のために、電車が遅れています。

比較ポイント: 目的のためには意志動詞、ようには無意志動詞・可能形という区別が基本です。原因のためにはやや改まった表現で、会話ではでやからのほうがよく使われます。

8. ~おかげで

  • 接続: 動詞・形容詞の普通形 + おかげで、名詞はの+おかげで
  • 意味: 〜のおかげで(良い結果の原因)

例文:

  • 先生のおかげで、試験に合格できました。
  • 毎日練習したおかげで、発音がよくなりました。

比較ポイント: ~せいでは悪い結果、~おかげでは良い結果に使います。皮肉としておかげでを悪い結果に使う用法もありますが、N3では基本の区別だけで十分です。

9. ~せいで

  • 接続: 動詞・形容詞の普通形 + せいで、名詞はの+せいで
  • 意味: 〜のせいで(悪い結果の原因、責任を問うニュアンス)

例文:

  • 寝坊したせいで、会議に遅れてしまいました。
  • 大雨のせいで、試合が中止になりました。

比較ポイント: おかげで(プラス)・せいで(マイナス)・ために(中立)の3段階で覚えると、選択肢で迷いません。

10. ~によって

  • 接続: 名詞 + によって
  • 意味: 〜によって(違い)/〜によって(手段・原因・受身文の動作主)

例文:

  • 国によって、習慣が違います。
  • この寺は有名な僧によって建てられました。

比較ポイント: ~にとって(〜の立場から見て)と形が似ていて、よく一緒に出題されます。によっては「〜次第で違う・〜により」、にとっては「その人の立場から見れば」です。

11. ~に対して

  • 接続: 名詞 + に対して
  • 意味: 〜に対して(動作・態度が向かう相手)/〜とは対照的に

例文:

  • お客様に対して、丁寧な言葉を使いましょう。
  • 兄は静かなのに対して、弟はにぎやかです。

比較ポイント: ~については「〜に関して」で話す・考えるなどの内容を表し、~に対しては態度・行為が向かう相手を表します。先生について話す(先生のことを話す)と先生に対して話す(先生に向かって話す)は意味が違います。

12. ~について

  • 接続: 名詞 + について
  • 意味: 〜について(話題・内容)

例文:

  • 日本の文化について調べています。
  • この問題について、意見を聞かせてください。

比較ポイント: ~に関してはについての改まった表現で、意味はほぼ同じです。試験ではに対して(相手)との区別が核心です。

13. ~にとって

  • 接続: 名詞 + にとって
  • 意味: 〜にとって(評価・判断の基準となる立場)

例文:

  • 私にとって、家族が一番大切です。
  • この問題は子どもにとって難しすぎます。

比較ポイント: にとっての後ろには大切だ・難しい・うれしいなどの評価の言葉が来ます。態度・行為が来る場合はに対してを使います。

14. ~として

  • 接続: 名詞 + として
  • 意味: 〜として(資格・立場・名目)

例文:

  • 彼は交換留学生として日本に来ました。
  • この部屋は倉庫として使っています。

比較ポイント: にとってが「判断の基準」なら、としては「資格・役割」です。留学生として(留学生という身分で)と留学生にとって(留学生の立場からは)を比べて覚えましょう。

15. ~たびに

  • 接続: 動詞辞書形 + たびに、名詞はの+たびに
  • 意味: 〜するたびに、毎回

例文:

  • この写真を見るたびに、学生時代を思い出します。
  • 出張のたびに、お土産を買ってきてくれます。

比較ポイント: ~と(〜するといつも)も繰り返しを表しますが、たびには「毎回同じことが起きる」点を強調し、後ろに意志文が来られないとと違って比較的自由に使えます。

16. ~うちに

  • 接続: 動詞辞書形/ている形/ない形、い形容詞、な形容詞+な、名詞+の + うちに
  • 意味: 〜している間に、〜する前に(状態が変わる前にしようというニュアンス)

例文:

  • 熱いうちに、召し上がってください。
  • 忘れないうちに、メモしておきましょう。

比較ポイント: ~間には単に「その期間内に起きた」という客観的な時間を表し、~うちには「その状態が終わると困るからその前に」という話し手の意識が入ります。

17. ~間に

  • 接続: 動詞ている形/辞書形、名詞+の + 間に
  • 意味: 〜している間に(その期間中のある時点で起きたこと)

例文:

  • 留守の間に、荷物が届いていました。
  • 子どもが寝ている間に、家事を済ませました。

比較ポイント: 間(にがない形)は「その期間ずっと」を意味します。夏休みの間、毎日泳いだ(期間中ずっと)と夏休みの間に一度泳いだ(期間中のある時点で)の違いに注意しましょう。

18. ~ば~ほど

  • 接続: 動詞・形容詞のば形 + 同じ語の辞書形 + ほど
  • 意味: 〜すればするほど

例文:

  • 練習すればするほど、上手になります。
  • 説明は簡単であれば簡単であるほど、分かりやすいです。

比較ポイント: な形容詞は~なら~なほどの形(便利なら便利なほど)も使われます。同じ語を2回繰り返す形そのものが、文の組み立て問題によく出ます。

19. ~ほど~はない

  • 接続: 名詞 + ほど + 否定形
  • 意味: 〜ほど〜なものはない(最上級表現)/〜ほど(程度)

例文:

  • 今年の夏は去年ほど暑くないです。
  • 彼ほど親切な人はいません。

比較ポイント: ~よりは単純な比較(AはBより〜)で、~ほど〜ないは「〜ほどではない」という程度の否定です。肯定文ではほどの代わりにぐらい・くらいを使うことが多いです。

20. ~らしい

  • 接続: 動詞・い形容詞の普通形、な形容詞の語幹、名詞 + らしい
  • 意味: 〜らしい(聞いた情報に基づく推測)/〜らしい(〜にふさわしい)

例文:

  • 天気予報によると、明日は雨らしいです。
  • 今日は春らしい暖かさですね。

比較ポイント: ~ようだは自分が見て感じた根拠による推測、~らしいは人から聞いた情報による推測が基本です。また、名詞+らしいは「〜にふさわしい」という全く別の意味になる点が出題ポイントです。

21. ~ようだ/~みたいだ

  • 接続: 普通形 + ようだ(な形容詞はな+ようだ、名詞はの+ようだ)/みたいだは名詞に直接つく
  • 意味: 〜ようだ(自分の観察に基づく推測)/まるで〜のようだ(比喩)

例文:

  • 道が濡れています。夜中に雨が降ったようです。
  • あの人は日本人のようですが、実はアメリカ人です。

比較ポイント: みたいだはようだの話し言葉です。比喩の用法(まるで〜のようだ)のときは、らしいに置き換えられません。

22. ~そうだ(様態)

  • 接続: 動詞ます形の語幹、い形容詞の語幹、な形容詞の語幹 + そうだ
  • 意味: 〜しそうだ、〜のように見える(目の前の様子から受けた印象)

例文:

  • この料理はとてもおいしそうですね。
  • 棚の本が落ちそうです。

比較ポイント: いいはよさそう、ないはなさそうに変わる例外に注意してください。伝聞のそうだとは接続が全く違います。

23. ~そうだ(伝聞)

  • 接続: 普通形 + そうだ
  • 意味: 〜だそうだ(聞いた情報をそのまま伝える)

例文:

  • ニュースによると、台風が近づいているそうです。
  • 田中さんは来月結婚するそうです。

比較ポイント: 様態のそうだはます形の語幹につき(降りそうだ: 降りそうに見える)、伝聞のそうだは普通形につきます(降るそうだ: 降ると聞いた)。接続だけで意味が決まるので、試験では正確に区別しましょう。

24. ~かもしれない

  • 接続: 普通形 + かもしれない(な形容詞・名詞は語幹に直接)
  • 意味: 〜かもしれない(可能性の低い推測も含む)

例文:

  • 午後から雨が降るかもしれません。
  • 彼はもう帰ったかもしれない。

比較ポイント: 確信の度合いはかもしれない(低い)→ はずだ(高い)→ に違いない(非常に高い)の順に強くなります。この3つをまとめて出題する問題が多いです。

25. ~に違いない

  • 接続: 普通形 + に違いない(な形容詞・名詞は語幹に直接)
  • 意味: 〜に違いない(強い確信)

例文:

  • 電気がついているから、彼は家にいるに違いない。
  • この字は田中さんが書いたに違いありません。

比較ポイント: はずだが論理的な計算による推測なら、に違いないは直感を含む強い確信です。書き言葉的な表現で、会話ではきっと〜だと思うのほうが自然です。

26. ~ことにする

  • 接続: 動詞辞書形/ない形 + ことにする
  • 意味: 〜することにする(自分の意志による決定)

例文:

  • 健康のために、毎朝走ることにしました。
  • 甘いものは食べないことにしています。

比較ポイント: ~ことになるは外部の事情による決定です。ことにしているは「〜すると決めて、それを習慣として続けている」という意味になります。

27. ~ことになる

  • 接続: 動詞辞書形/ない形 + ことになる
  • 意味: 〜することになる(自分の意志ではない外部の決定・成り行き)

例文:

  • 来月から大阪で働くことになりました。
  • 会議は金曜日に行われることになっています。

比較ポイント: 自分で決めたことでも、謙虚にことになりましたと言う場合があります(結婚の報告など)。ことになっているは規則・予定を表します。

28. ~のに

  • 接続: 普通形 + のに(な形容詞・名詞はな+のに)
  • 意味: 〜なのに(予想と違う結果への意外・不満)

例文:

  • 一生懸命勉強したのに、試験に落ちてしまいました。
  • 約束したのに、彼は来ませんでした。

比較ポイント: ~ても は仮定(たとえ〜しても)にも使えますが、のにはすでに起きた事実にしか使いません。また、のにの後ろに命令・依頼文は来られません。

29. ~ばかりでなく~も

  • 接続: 普通形/名詞 + ばかりでなく
  • 意味: 〜だけでなく〜も

例文:

  • 彼は英語ばかりでなく、中国語も話せます。
  • この店は安いばかりでなく、味もいいです。

比較ポイント: ~だけでなくとほぼ同じ意味で、言い換えられます。~ばかりだ(〜してばかりいる)や~たばかりだ(〜したばかりだ)と形が似ているので、文脈で区別しましょう。

30. ~ずに

  • 接続: 動詞ない形(ないを取って)+ ずに(するはせずに)
  • 意味: 〜しないで(〜ないでの書き言葉的表現)

例文:

  • 辞書を使わずに、この文章を読んでみてください。
  • 朝ご飯を食べずに、家を出ました。

比較ポイント: ~ないでと意味は同じですが、ずにのほうが書き言葉的です。するの形がしずにではなくせずにである点が頻出のひっかけです。

実戦文法問題25問

JLPTの文法形式(文の文法1: 文法形式の判断)に合わせた四択25問です。かっこに入る最も適切なものを選んでください。各問題のすぐ下に正解と解説があるので、まず解いてから確認しましょう。

問題1. 日本語が上手に話せる(  )、毎日練習しています。

  1. ように
  2. ために
  3. ことに
  4. ばかりに

正解: 1 — 可能形(話せる)の後ろには目的のようにが来ます。ためには意志動詞に接続するため、可能形とは使いません。

問題2. 日本に来(  )なので、まだ道がよく分かりません。

  1. たところ
  2. たばかり
  3. ているところ
  4. るところ

正解: 2 — 「来てからあまり時間がたっていない」という主観的な感覚は~たばかりで表します。たところは到着直後の瞬間にしか使いません。

問題3. 先生の(  )、試験に合格できました。

  1. せいで
  2. おかげで
  3. ために
  4. ばかりに

正解: 2 — 合格という良い結果の原因なのでおかげでを使います。せいでとばかりには悪い結果に使います。

問題4. 田中さんは昨日出発したから、もう東京に着いている(  )だ。

  1. べき
  2. はず
  3. わけ
  4. つもり

正解: 2 — 「昨日出発した」という根拠に基づく論理的な推測なのではずだが正解です。わけだはすでに確認した事実への納得に使います。

問題5. 学生はもっと本を読む(  )だ。

  1. はず
  2. わけ
  3. べき
  4. ところ

正解: 3 — 「〜しなければならない」という当為を表すのはべきだです。

問題6. 国(  )、習慣が違います。

  1. にとって
  2. によって
  3. について
  4. に対して

正解: 2 — 「〜次第で違う」という違いを表すときはによってを使います。

問題7. 私(  )、家族が一番大切です。

  1. によって
  2. に対して
  3. にとって
  4. として

正解: 3 — 後ろに大切だという評価が来るので、判断の基準を表すにとってが正解です。

問題8. この写真を見る(  )、学生時代を思い出します。

  1. たびに
  2. うちに
  3. 間に
  4. ところに

正解: 1 — 「見るたび毎回」という繰り返しを表すたびにが正解です。

問題9. 熱い(  )、召し上がってください。

  1. 間に
  2. うちに
  3. たびに
  4. ように

正解: 2 — 「冷める前に」という状態変化の前の行動を勧める文脈なので、うちにが自然です。

問題10. 練習すれ(  )するほど、上手になります。

  1. でも
  2. ても

正解: 1 — ~ば~ほど(〜すればするほど)の構文です。同じ動詞をば形と辞書形で繰り返します。

問題11. 天気予報によると、明日は雨(  )です。

  1. のようだ
  2. らしい
  3. みたいな
  4. そうな

正解: 2 — によるととともに、伝え聞いた情報を表すらしいが自然です。伝聞のそうだを使うなら雨だそうですになります。

問題12. この料理はとても(  )そうですね。

  1. おいしい
  2. おいし
  3. おいしく
  4. おいしさ

正解: 2 — 様態のそうだはい形容詞の語幹に接続します。おいしいからいを取ったおいし+そうだになります。

問題13. 電気がついているから、彼は家にいる(  )。

  1. に違いない
  2. かもしれた
  3. ばかりだ
  4. ことにする

正解: 1 — 明確な根拠による強い確信はに違いないで表します。かもしれたという形は存在しません。

問題14. 来月から大阪で働く(  )なりました。

  1. ように
  2. ことに
  3. ものに
  4. ばかりに

正解: 2 — 外部の決定によって「〜することになった」はことになるです。転勤など会社の決定なのでことになりましたが自然です。

問題15. 健康のために、毎朝走る(  )しました。

  1. ことに
  2. ように
  3. ことが
  4. ところに

正解: 1 — 自分の意志で決めたのでことにするを使います。

問題16. 一生懸命勉強した(  )、試験に落ちてしまいました。

  1. ので
  2. のに
  3. から
  4. ため

正解: 2 — 「勉強したのに落ちた」という予想外の結果への不満なので、逆接ののにが正解です。

問題17. 辞書を使わ(  )に、この文章を読んでみてください。

  1. なく
  2. ない
  3. ねば

正解: 1 — ~ずに(〜しないで)はない形からないを取った形に接続します。使わない → 使わずにになります。

問題18. 彼は英語(  )、中国語も話せます。

  1. ばかりでなく
  2. ばかりに
  3. ばかりで
  4. のばかり

正解: 1 — 後ろにもがあるので、「〜だけでなく〜も」のばかりでなくが正解です。

問題19. お客様(  )、丁寧な言葉を使いましょう。

  1. にとって
  2. に対して
  3. によって
  4. にして

正解: 2 — 丁寧な言葉を使う「行為が向かう相手」なのでに対してを使います。

問題20. 彼は交換留学生(  )日本に来ました。

  1. として
  2. にとって
  3. について
  4. によって

正解: 1 — 「交換留学生という資格で」という意味なのでとしてが正解です。

問題21. 留守の(  )に、荷物が届いていました。

  1. ところ
  2. たび
  3. ほど

正解: 1 — 「留守にしていた期間中のある時点で起きたこと」は間にで表します。

問題22. 今年の夏は去年(  )暑くないです。

  1. ほど
  2. ばかり
  3. だけ
  4. しか

正解: 1 — 後ろに否定形があるので、「〜ほど〜ない」のほど〜ない構文です。

問題23. あの人は日本人の(  )ですが、実はアメリカ人です。

  1. よう
  2. らしさ
  3. そう
  4. みたいな

正解: 1 — 名詞に接続するとき、ようだはの+ようだの形を取ります。外見から受けた印象による推測です。

問題24. 寝坊した(  )、会議に遅れてしまいました。

  1. おかげで
  2. せいで
  3. ように
  4. ことで

正解: 2 — 会議に遅れたという悪い結果の原因なのでせいでが正解です。

問題25. 彼女は10年も日本に住んでいる。日本語が上手な(  )だ。

  1. はず
  2. べき
  3. わけ
  4. つもり

正解: 3 — 「10年も住んでいる」という事実から「上手なのも当然だ」と納得する文脈なのでわけだが正解です。はずだはまだ確認していないことへの推測に使います。

試験当日のコツ

最後に、試験当日に得点を守るための実戦的なコツです。

  1. 受験票・身分証・鉛筆(HB)・消しゴムは前日の夜にかばんに入れておきましょう。シャープペンシルより鉛筆のほうがマークが速いです。
  2. 文字・語彙の30分は思ったより短いです。1問に30秒以上かけず、印をつけて先へ進みましょう。
  3. 文法・読解の70分では、読解に最低40分を残しましょう。文法パートを25分以内に終えるのが目標です。
  4. 読解は設問を先に読んでから本文で根拠を探すほうが速いです。長文は段落ごとにテーマをメモしましょう。
  5. 聴解は1問逃しても、すぐに忘れて次の問題に集中しましょう。未練が次の問題まで台無しにします。
  6. マークは問題を解くたびにすぐ塗りましょう。最後にまとめて塗ろうとして時間切れになる事故が最も多いです。
  7. 解答を空欄のままにしないでください。JLPTは誤答による減点がないので、分からない問題でも必ずどれか1つを選びましょう。
  8. 試験会場にはこの記事の単語テーブルと文法比較ポイントの印刷だけを持って行きましょう。新しいものは見ず、見たものだけを復習するのが当日の鉄則です。

おわりに

20日間は短いですが、N3は出題ポイントが明確な試験です。単語200語で語彙・読解・聴解の土台を作り、文法30項目の比較ポイントで文法パートの落とし穴を避け、25問で実戦感覚を磨けば、合格点の95点は十分に超えられます。試験が終わったら、N2に向けた学習計画も立ててみてください。健闘を祈ります。

参考資料