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開発者の転職記と年収交渉の記事八編 — 成功談ではなく手順を書いた記事だけを選びました

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言語について。 以下でリンクした記事はすべて韓国語で書かれています。説明は筆者自身のものですが、リンク先は韓国語のページです。

転職記が多いのに役に立たない理由

転職記は検索すればたくさん出てきます。ところが読み終えても残るものが少ない場合が多いです。ほとんどが結果を語るからです。どこへ行っていくら上がったという情報は読む瞬間には刺激的ですが、自分が来週何をすべきかは教えてくれません。

転職は実のところ複数の段階が順に連なった手順です。応募する会社を選び、履歴書と職務経歴書を書き、面接を受け、処遇を交渉し、引き継ぎをして入社日を合わせます。段階ごとに間違えやすい地点が別々にあります。そこで今回は結果ではなく過程を書いた記事だけを集めました。

この一覧の作り方

順位ではなく編集者個人の選択です。閲覧数や人気を測る手立てはなく、測ってもいません。三つの基準を使いました。

第一に、過程を順に書いた記事を選びました。年収がどれだけ上がったかだけが書かれた記事、結論だけを強調する記事は外しました。

第二に、うまくいった話だけを集めませんでした。移ってすぐ辞めた経験、落ちたあと方向を変えた経験のほうがむしろ有用です。失敗が書かれた記事をあえて残しました。

第三に、リンクを直接開いて確認しました。開かない、ログインを求める、実際の内容が検索結果の説明と違う候補は捨てました。コミュニティの質問投稿のように、経験談ではなく質問だけがあるページも除外しました。

ここに載せた記事はそれぞれの事例であって一般法則ではありません。年次や職種、会社の規模によって事情が違うので、方法ではなく観点を参考にされるとよいでしょう。

リンクは2026-08-12に直接開いて確認しました。個人ブログの記事は消えたり住所が変わったりすることがあります。

転職の全過程を記録した記事

三編とも開始から入社までを順に書いています。年次と状況が違うので、並べて見ると共通した構造が見えます。

六年目の開発者の転職記

ベロッグ(Velog) — Lim MyeongSeop · 2024年11月24日

知人の紹介で移った会社を数日で辞め、その後数十社に応募した末に落ち着くまでを書いた記事です。

こんな人に — 紹介で来ないかと誘われたが、判断がつかない人。

この一覧で最も価値のある記事です。移った先が合わずすぐ出た経験を隠さず書いているからです。紹介による転職は手順が短くて楽に見えますが、その分確認できずに入る情報が多いという事実が、この事例から浮かび上がります。そして二度目の求職では応募の規模自体を大きく増やすのですが、この対比が一度目の失敗の原因を自ら診断した結果のように読めます。最後に年収ではなく勤務時間と家族を基準に決める場面も率直です。

ジュニア開発者の転職の振り返り

ベロッグ(Velog) — Mari · 2022年11月17日

最初の会社で数年を過ごしたあと、開発文化が気になって移るまでの過程と感情を併せて書いた記事です。

こんな人に — 今の会社が悪くないのに転職を考えてしまう人。

転職の動機が不満ではなく好奇心だったという点が、この記事を特別にしています。コードレビューがどう回っているのか、他ではどう働いているのかを知りたくて動いたという叙述は、多くのジュニアの状態を正確に説明します。面接と処遇交渉、退職の申し出までの順を押さえながら、最初の会社を離れることが感情的に容易ではなかった点も書きます。転職を成長の問題として見つつ、その代価も併せて計算しようとする態度が学ぶに値します。

2025年 IT開発者の経験者転職記

ベロッグ(Velog) — 코끼릭 · 2025年9月13日

三年目の開発者が二か月にわたる応募期間のあいだ、技術面接と人物面接、処遇交渉を経た過程を整理した記事です。

こんな人に — 転職の準備に実際どれだけ時間がかかるのかを見積もりたい人。

期間を明示する点がこの記事の実用的な価値です。転職は決意した翌週にできることではなく、応募から入社日の確定まで数か月かかるという事実を知って始めてこそ、途中で焦らずに済みます。序盤に落ちたあとポートフォリオを補強して結果が変わったという場面も具体的です。移ったあと何が変わったのかを併せて書くので、転職の目的が何だったのかが最後まで保たれます。

年収交渉は根拠の問題です

交渉の記事は多いですが、ほとんどは態度だけを語ります。この記事は根拠がどこから出てくるのかを扱います。

転職で年収を上げる

ベロッグ(Velog) — 코딩몬스터TV · 2021年1月8日

ひとつの会社の中で認められるのを待つことと、転職で調整することを比較し、交渉の根拠をどう作るのかを整理した記事です。

こんな人に — 年収を上げたいが、何を根拠にすればよいか分からない人。

この記事の中心的な主張は、交渉力が話術ではなく選択肢の数から出てくるということです。他所から受けた提案があれば要求に根拠が生まれ、なければどれだけうまく話しても要請にとどまります。だから交渉を上手くやるには、交渉の席ではなくその前段階である応募の段階で準備が終わっていなければならない、という結論につながります。ただし競合オファーを扱うやり方は関係を損ないうるカードなので、この記事の観点を参考にしつつ、表現は各自の状況に合わせて調節されることをお勧めします。古い記事なので市場状況についての叙述は今と違いうります。

履歴書と職務経歴書 — 技術の羅列から抜け出す

三編が同じ結論に別の経路で到達します。何を使ったかではなく何を解決したかを書け、ということです。

開発者の履歴書を本格的に書く方法 - 実践編

ベロッグ(Velog) — 딩코딩코 · 2021年6月4日

履歴書を作る道具を比較し、どの項目をどの順序で入れるかを、よい例と悪い例で対照した記事です。

こんな人に — 空の文書を開いたまま最初の一行が書けずにいる人。

同じ内容をよい例と悪い例で並べて見せる方式がこの記事の強みです。抽象的に成果を書けと言われると途方に暮れますが、同じ経験が二通りに書かれたのを見れば違いがすぐ見えます。項目の順序まで扱うので、構造を初めて組むときの参考になります。言及された道具やプラットフォームは今の画面と違いうるので、形式より構成の原則を持ち帰ればよいです。

職務経歴書の書き方

ベロッグ(Velog) — JeongWu Park · 2025年3月23日

職務経歴書作成のワークショップで学んだ内容を整理しながら、成果を測定可能な形に変える方法を扱った記事です。

こんな人に — やったことは多いのに、いざ書こうとするとすべて平凡に見える人。

この記事が有用なのは、問題を逆さまにひっくり返すからです。書くことがないように見える理由は仕事が平凡だからではなく記録がないからだという指摘が核心です。成果を指標とともに書くにはその指標を普段から残しておかねばならず、そのためには転職を準備するときではなく今から記録しなければなりません。問題解決、生産性の改善、協業といった範疇に分けて整理する方式も実際に適用しやすいです。結論が文書の書き方ではなく働き方へ移る点がこの記事の美点です。

経験者開発者の履歴書の書き方の例

ブランチ(Brunch) — 자기소개서 예시 작성법 · 2025年8月18日

新卒と経験者の履歴書がどう違うべきかを、構造と例で整理した記事です。

こんな人に — 新卒のときに書いた履歴書をそのまま直して使っている人。

経験者の履歴書でよく出る間違いを項目ごとに突く点がこの記事の使いどころです。技術スタックだけを羅列する問題、チームの成果と自分の寄与を区別しない問題が代表的ですが、どちらも読む側からは検証できない叙述です。状況と課題、行動と結果に分けて叙述する方式を勧めながら、その形を例で見せます。前の二編が開発者の経験談なら、この記事は文書作成の観点からの整理なので、三つを合わせて見ても観点が重なりません。

面接は終わったあとのほうが重要です

面接の記録は受かったときにだけ書かれる傾向があります。この記事はその反対側を見せます。

バックエンド開発者の面接の振り返り - 一年目の復習

ベロッグ(Velog) — 코헤 · 2025年10月28日

一年目のバックエンド開発者が、面接で交わされた質問と自分の答えを整理し直しながら、何が足りなかったのかを自ら診断した記事です。

こんな人に — 面接が終わると何を話したかも思い出せない人。

この記事がよいのは、自己評価が具体的だからです。データベース設計や配備の道具のように不足していた領域を特定して書き、その会社の構造上どんな役割を求めるのかも併せて分析します。そして提案を受けたものの条件のせいで悩み続ける状態で記事が終わるのですが、こうして結末が整理されない記録のほうがむしろ現実に近いです。面接の直後にこの程度まで復習しておけば、次の面接の準備資料がそのまま出来上がります。

このブログの関連記事と道具

この一覧の限界

八編のうち六編がベロッグの記事です。開発者の転職記という主題で、検証可能な形で見つけやすかったのがそちらだったからであり、他所によい記事がないという意味ではありません。そして年次の分布が一年目から六年目のあいだに偏っているので、シニア以上の転職や職種転換の事例は今回の一覧にありません。

最後にひとつだけ付け加えます。ここに載せた記事はすべて個人の事例です。同じ方法が同じ結果を生む保証はなく、とくに交渉は会社の事情と時期に大きく左右されます。手順の順序と準備する項目を参考にする用途で読まれることをお勧めします。